プロット:Miraskill(ミラスキル)

Miraskillとは

現象

紙に予言を書き記す。

観客にデックをシャッフルしてもらい、上から2枚ずつカードをめくってもらう。
2枚のマークを確認し、///、組み合わせに応じて3つのパケットにデックのカードをすべて分けていく。
//のパケットの枚数を確認し、予言の紙を確認すると「より4枚多い」と当たっている。

上記のような現象を「ミラスキル」と呼ぶ。

  • 1935年 Stewart James(スチュワート・ジェームズ)によって考案。
  • 1936年 マジック誌「The Jinx No.24, September」(1936)で発表。
  • 1937年 Jean Hugardの「Encyclopedia of Card Tricks」(1937)に収録される。

Stewart James氏の原案の時点で大分完成されており、そうそう改案なんか出来ないだろう、と思っても探してみればいっぱいあるのだ。

ちなみにわたしは、デビッド・ウィリアムソンが演じていたバージョンが好きでした。

マジック誌「The Jinx No.24, September」(1936)で発表、翌年、Jean Hugardの「Encyclopedia of Card Tricks」(1937)にも収録されました。確認したら、同じ文章でしたが、Jinxの方だとサロン(子ども向け)向けのバリエーションが載っていたので、確認するならJinxの方がおすすめ。

そういえばタイトルの由来だけど、解説に「ミラスキルって何が由来の言葉なんだろうね、まぁこの原理は間違いなく後世の人がいじくり回すはずだから、こんなことに疑問を持つのはわたしが最後になるんじゃないかな?ガハハ」みたいなことが書いてました。その後の著作(ジェームス・ファイルとか)では判明してたりするのでしょうかね。

 

そしてどうやら、解説を書いているのはTheodore Annemannのようで、権利はすべてAnnemannが保有しているとのこと。そう、著作権切れてるっぽい。

ということで、ミラスキル初出時の解説と、そのバリエーションを訳したので興味のある人はどぞ。
*これはFantiaとCreatia加入者向けで公開しています。

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Posted by ゆき