プロット:Six Card Repeat(シックス・カード・リピート)
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Six Card Repeatとは
演者が6枚のカードを持ち、その内の3枚を捨てるが、枚数が6枚に戻っている。それを数回繰り返す。
といった「カードを捨てても枚数が6枚から変わらない」という大筋のトリックである。
「Six Card Repeat」はTommy Tucker(トミー・タッカー)によって1920年代発明され、1936年に公にされた。
「Six Card Repeat」をはじめとした「捨てたはずのカードが戻ってくる」現象のことを「Comeback Card」と呼ぶこともある。
類似の現象に「Eleven Card Trick」等があるが、これは「Six Card Repeat」の仲間として括られるものの、「Comeback Card」と認識されることは少ない。
図で簡単に示しておくので、そちらを参照していただきたい。
「演出」が異なるため、「同じもの」として認識されにくいとかそんなんなのだが、さすがに伝わりにくいと思っている。伝われこの思い!
- 1920年代 Tommy Tucker(トミー・タッカー)によって発明される。
- 1936年 Charles Eastman(チャールズ・イーストマン)の著書『Expert Manipulative Magic』で初めて手法が掲載される。
関連作品
- 「The Six-Card Repeat Mystery」by Dai Vernon
- 「Six Card Repeat Climax」 by Edward Marlo