プロット:Six Card Repeat(シックス・カード・リピート)

2020-06-19

Six Card Repeatとは

演者が6枚のカードを持ち、その内の3枚を捨てるが、枚数が6枚に戻っている。それを数回繰り返す。

といった「カードを捨てても枚数が6枚から変わらない」という大筋のトリックである。

「Six Card Repeat」はTommy Tucker(トミー・タッカー)によって1920年代発明され、1936年に公にされた。

「Six Card Repeat」をはじめとした「捨てたはずのカードが戻ってくる」現象のことを「Comeback Card」と呼ぶこともある

類似の現象に「Eleven Card Trick」等があるが、これは「Six Card Repeat」の仲間として括られるものの、「Comeback Card」と認識されることは少ない
図で簡単に示しておくので、そちらを参照していただきたい。

Right Caption
ゆき
「演出」が異なるため、「同じもの」として認識されにくいとかそんなんなのだが、さすがに伝わりにくいと思っている。伝われこの思い!
  • 1920年代 Tommy Tucker(トミー・タッカー)によって発明される。
  • 1936年  Charles Eastman(チャールズ・イーストマン)の著書『Expert Manipulative Magic』で初めて手法が掲載される。

関連作品

  • 「The Six-Card Repeat Mystery」by Dai Vernon
  • 「Six Card Repeat Climax」 by Edward Marlo

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プロット

Posted by ゆき