【盲学校マジック】盲学校や視覚障害者福祉施設で演じるマジックって？

2024-01-18

Contents

1. 盲学校でマジックショーを！
2. というわけで色々ご紹介的な。

盲学校でマジックショーを！

京都在住のマジシャンである万博氏が運営しているホームページが「盲学校でマジックショーを！」なのですが、氏は盲学校や視覚障害者福祉施設などで手品を演じる活動、をしています。

盲学校でマジックショーを！

盲学校でマジックショーを！盲学校でマジックショーを！ 2024年1月18日木曜日レビュー&# ...

https://bampaku-magic.blogspot.com/

そんな氏が「目の見えないお客さんに手品を演じることは可能なのだろうか？」という疑問に向き合って、実際に盲学校や視覚障害者福祉施設で手品を演じる「盲学校マジック」の活動を続け、その中であった失敗談やウケた話など、盲学校マジックを演じる中で経験したエピソードを綴ったエッセイ集が2023年12月1日にamazonで取扱いが始まりました。

ゆき

販売自体はその前からあったけど、amazonのような知名度の高い媒体で扱われ始めたのがってことね

amazon：「盲学校でマジックショーを！」(オンデマンド・ペーパーバック)

そしてこのエッセイ集の販売がはじまった時期から、氏の活動が地元(京都)の新聞紙に取り上げられたり、TV出演したりと活発に活動されていたようです。

こういった活動をする人がいることで、目が見えないことで体験してみたい事から「手品」という選択を外していたけど感じてみたいと思う人が増えたり、盲学校などの場所での催し物に「手品」という候補を作り出す。なんていう、これまでには無かった選択肢が生まれるってのは本当にすごいことです。

「盲学校マジック」という言葉は、このまま認知され広まって欲しい概念なので、必要としている人達に情報が少しでも届きやすいように、情報をここに色々と残しておこうかなと。

ゆき

ネットの新聞やニュースはすぐ消えますし

というわけで色々ご紹介的な。

盲学校マジックをそこそこやるようになってきて、晴眼者の方から「それはどこで見れますか？」って聞かれることが多くなってきました。
晴眼者向けに盲学校マジックのデモンストレーションショーはしない方針だったのですが、そういうニーズもあるということで、方針自体は変えずに何か考えています。

2023年12月10日万博氏のXより引用

京都の数学講師が考案「目の見えない人も楽しめる」すごい手品とは　エッセー集で紹介(2023年12月18日京都新聞)

ブクログヤッシーさんの感想

とにかく凄い。
万博さんは、障害者差別解消法の制定前からこの活動をされていて、
僕のような無知な者にとって
「目の見えない人」と「マジック」
という、全く重なり合わないように感じる世界を、手探りで歩んで来られたのだということに感銘を受けました。

教育、中でも特別支援教育に関わる人なら読んで損はないと思います。
「この本でしか得られない何か」
を、受けとったような気がしました。

2023年12月24日ブクログヤッシーさんより引用

というわけで、今日はKBS京都テレビ「谷口流々」の収録でした！
緊張してガチガチの万博さんが見たい人は、2月17日(土)の午前9時半に京都に移住してください〜

2023年12月27日万博氏のXより引用

この話題もテレビ収録を終えてやっと年が越せるという感じで、年始にあとひとつ取材のお話があるんだけれども、この辺から火が着いて商業出版の話こないかな。ミネルヴァ書房(@minervashobo)さんよろしくお願いします！！

2023年12月27日万博氏のXより引用

視覚障がいの方にマジックを!!見えなくてもマジックを感じることができるんだ‼️つまり触覚マジックは見えること関係なーい❗

2023年12月27日谷口キヨコ様のXより引用

【やさしいニュース】目が見えない人が楽しめる手品　盲学校の先生が本に（2024年1月1日京都新聞）

「盲学校マジック」で大切なのは、マジシャンの言葉や、奏でる音、そして参加者の想と手触りです。今西さんは、昔からあるマジックを参考にして、これまでは視覚で見せてきた動きを、触覚（さわる感覚）に置き換えおオリジナルの手品を考えつきました。

目が見えない人が楽しめる手品　盲学校の先生が本に（2024年1月1日京都新聞）より引用

ゆき

上にあった京都新聞の記事は読むのに登録が必要でしたが、こちらは登録していなくても閲覧可能です

視覚に頼らない手品を広めるマジシャン　今西雅次さん（37）＝京都市山科区　／京都