所感:「週刊マジオン2016年9月号 – 野島伸幸」

2020-06-19

週刊マジオン2016年9月号とは?

マジッククリエイター野島伸幸氏による、新作・未発表マジック配信コンテンツ「週刊マジオン」、2016年9月号である。
コインマジック1種、輪ゴムマジック1種、カードマジック2種のラインナップ。

週刊マジオンまとめ記事

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所感

スリーポイント・アクロス(2016年9月4日配信)

いつの間にか移動してる系コインアクロス。

自由度が高く、終了時にセットがリセットされるのでテーブルホッピングでも使いやすい。

似たプロットの作品だと、Lee Smith & Gary JonesのDVD『iCANDY』に収録されている作品「3 Coin routine」なんていうのもあるので、研究してみたい方はどうぞ。

カードキャプター・のぐち(2016年9月11日配信)

野口さん(1000円札)が観客の選んだカードを捕まえる。

ジョン・ガスタフェロー氏の「Lost and Found」を紙幣でやるイメージの手順。
パスケース(Lost and Foundで使用される小道具)よりもさらに身近なので、さらに気軽に。

別に野口さん(千円札)である必要はなく、同じくらいのサイズの紙であれば大抵どれでも出来る。

トリガー(2016年9月18日配信)

輪ゴムにお札を引っ掛け、ピストルで撃つ真似をするとお札が飛び上がる。

お札と輪ゴムだけで出来る即席トリック。
これを覚えないという選択肢はない。理由があるなら教えて欲しい。

解説で言っている通り、演者が思っているほど角度は強くないので過信しないように注意。

パーフェクト・ロケーション(2016年9月25日配信)

絵札12枚の中から1枚選んでもらい、絞り込んでいって当てる。

良い点と悪い点があります。
良い点:面白いです。
悪い点:アンダーダウンを使います。

2014年6月のmMLボーナストリックとしても発表されていました。

また「トラベル占い」というタイトルで、元テンヨー・クリエイターの下村知行氏が改案をしており、特製カードセットを付けて単売されることになります。

最後に

トリガーは覚えたいですね。バーン、バーーン。

この号では、週刊マジオン初のコインマジックが収録されています。
難易度的には易しい・・・と思いますが、コインマジックの難易度っていうのはどうなのでしょうか。
知り合いにコインマジックをする人が多くて麻痺しがちなんですけど、世間一般には「コインマジック=難しい」ですよね?

「易しいコインマジック」の平均値ってどんなもんなのでしょう。

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