1900年代初期のアメリカマジック界を代表するマジシャン、アル・ベイカーの初作品集『Al Baker’s Book』、および2作目の『Al Baker’s Second Book』の2冊を1冊にまとめ、『Al Baker’s Book One + Second 日本語版』として刊行されました。
【書籍版】Al Baker’s Book One + Second 日本語版(Amazon)
【電子版】Al Baker’s Book One + Second 日本語版(BOOTH)

翻訳はわたしです、よろしくお願いします
数年前までは、アル・ベイカーと言われても「アルベイカー・フォース」くらいしかすぐには思いつかなかった気がします。
ですが、古いマジック関係の資料を読んでいると、めちゃめちゃ名前が出てくるのですよね、アルベイカーさん。
本領を発揮し始めるのはこれらの作品集以降に出た作品と言えるかもしれませんが、この2作品の時点で、ビレットを使う上で基本スライトとなった「アンブレラムーブ」、アンネマンのような次の時代のマジシャンがこぞって参考にしたビレット・ワーク、サムチを使った「ビルスイッチ」が知られる前の時代の「ビルスイッチ」などなど、後世に影響を与える作品が登場します。
The Daily Magicianというサイトの「100 Books Every Magician Should Read Before They Die」(マジシャンが死ぬまでに読むべき100冊の本)という記事の中で、100冊の中にノミネートしていますし、このことからもその重要度が分かるでしょう。
研究家の方には間違いなく外せない資料でしょう。

そういえば「パースフレーム」をはじめて手品に使ったのも、アル・ベイカーだっていう説もあるんだそうですぜ


