サム・ザ・ベルホップが載ってる資料が知りたいです
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サム・ザ・ベルホップって何?
一組のトランプを混ぜながら物語を語り、要所要所でトランプをめくると物語に関係したカードが現れる。というカードマジックのこと。
タイトルはBill Malone(ビル・マローン)氏の「Sam the Bellhop」が由来で、このトリックはカードを654クラブのベルボーイ・サムの物語を合わせて取り出していく。
語呂合わせ等に合わせて1組すべてのカードを消費するというのは中々に面倒なようで、バリエーションを発表している人は中々居ないようであるが、知ってるサム・ザ・ベルホップの手順を列挙してみようかと思う。
そんなに数ないのです(知らないだけかも)
Sam the Bellhop
原点。
Bill Malone氏がベルボーイ・サムの物語に合わせてカードを取り出していく。
基本的な手法はすべてここで学べる。
- DVD『サム・ザ・ベルホップ 日本語字幕版』Bill Malone(2007年/日本語版/現在は絶版)
- DVD『オン・ザ・ルース 第1巻 日本語字幕版』Bill Malone(2012年/日本語版)
R18スペリングトリック
18禁用語のラッシュで畳み掛ける野島伸幸氏のサム・ザ・ベルホップ。
演じる状況を見極めることが非常に困難。
もし子供に見せてしまったら、親からのクレームは避けられないだろう。
これは・・・やばい
- 冊子『野島伸幸裏レクチャーノート』野島伸幸(2014年)
トランプを使って二次元に対する愛を語る方法
堀木智也氏のサム・ザ・ベルホップ。
アニメや漫画、ゲーム等に登場する、いわゆる二次元のキャラクターの良い点をひたすら語りながら行う。
「語られるキャラクターについて知っているか?」も、楽しめる楽しめないの重要なファクターであるため、それはもう限られた状況でしか演じれない。謂れのないヲタク叩きの対象にされるリスクすらある。
残念ながら、普通の手段では入手出来ない
- 冊子『トランプを使って二次元に対する愛を語る方法』who(堀木智也)(2016年)
ニート物語
yuki_jwlbox氏のサム・ザ・ベルホップ。
親のスネをかじって生きるニートの生活を語りながらカードを取り出していく。
無駄にディフィニットなクライマックスを採用している。
マジックマーケット2018にて頒布された冊子に収録されていたが、開場後10分で完売。残念ながらほぼ入手は不可能。
再販は意地でもしないとのこと
- 冊子『Umbrella trout』yuki_jwlbox(2018)
654Club
Sean Heydon氏のサム・ザ・ベルホップ。未確認。
タイトルから察すると、Bill Malone手順のSean Heydon流ハンドリングといった感じなのだろうか。
興味のある人は確認を。
- DVD『Magic and Madness』Sean Heydon(2016年)