どうして「薬指」に「結婚指輪」をはめるのか?【VOICEROID動画】
Why do wedding rings wear to the ring finger?
なぜ薬指に結婚指輪をはめるようになったのか、その由来に知る機会があったので周辺のことについても調べてVOICEROID動画にしました。
ニコニコ動画にも投稿しているのでそちらでも視聴出来ます→ニコ動の動画ページ
左手薬指に指輪をつける起源
結婚指輪を左手の薬指にするという慣習は、実は紀元前3世紀のギリシャからはじまりました。
そしてそれは、ギリシャの「間違った人体解剖学」に由来するものでした。
この頃のギリシャの人体解剖学では「左手の薬指には心臓に直接繋がる血管が通っている」と考えられており、そのため心からの愛を象徴する指輪をはめるのならば
心臓に直接繋がっている薬指にするのが最も相応しい
そのように考えられていたそうです。

ゆき
また、世界各国で婚約指輪・結婚指輪のつける場所が異なっていたり、婚約指輪を特別なときにしかつけないっていうのが日本くらいだったことは、今回はじめて知りました。
日本でも諸外国と同様、婚約指輪も日常的に使うようにしてもいいかもしれませんね。
・・・婚約指輪の相場って今どのくらいなんでしょうか?高いか・・・。

ゆき
芋づる式にたどり着いた「薬指」という言葉の由来
今回調べてて面白かったのが、なぜ「薬」指って呼ぶのか?ってところにぶつかったところですね。
「昔、薬を混ぜるのに使っていた指だから」
「薬師如来が曲げていた指だったから」
という2つの説がありますが上記の1つ目、「昔、薬を混ぜるのに使っていた指だから」というのがそもそもなんでやねん。薬師如来様が曲げたからそうなったんでしょ?と調べる前であればなっていた気がします。
まさかそれが、ギリシャの間違った人体解剖学を信じていた医者達が
「心臓に直接繋がる指で直接薬に触れることによって、薬に問題があれば、患者に投与する前に医者の心臓が感じることが出来る」
と考え、薬を調合する際には左手の薬指を使って混ぜることを常識としていたからだったとは。

ゆき