ハネムーンの由来と起源【VOICEROID動画】

Origin of Honeymoon

「ハネムーン」は死語ではない。いいね(`・ω・´)?

ニコニコ動画にも投稿しているのでそちらでも視聴出来ます→ニコ動の動画ページ

Right Caption

ゆき

いいねとかチャンネル登録してもらえると、非常に喜びます

ハネムーンとは?名前の由来は?

新婚夫婦が行く旅行のことを「ハネムーン」と呼んでいますが、厳密にいうと「結婚後、1か月以内に夫婦で行く旅行」のことをハネムーン。
それ以降に出発するのを新婚旅行って呼んで、区別するそうです

今では、結婚前に行く旅行を「プレハネムーン」って名付けてプランを組んでいる旅行会社もあるみたいです。

Right Caption

ゆき

ちなみにですが、日本で始めてハネムーンに行ったのは坂本龍馬夫妻だそうです

カタカナで表記されることの多い「ハネムーン」という言葉ですが和製英語の類ではなく、きちんと英語圏でも存在していて、英語だと「honeymoon」
蜂蜜を意味するhoneyと、月を意味するmoonを繋げた単語になっています。

どちらかといえば、ハニムーン、に近い発音なのかもしれません。

さて、なぜ「蜂蜜」と「月」を合わせた言葉が新婚夫婦の旅行になったかといいますと、それは北欧にあった風習が元だったりします。

Right Caption

ゆき

スカンディナヴィア諸国である、デンマーク・ノルウェー・スェーデンのあたりです

「honey」蜂蜜の部分は、もっと正確に言うと「ミード」という蜂蜜酒のことを指し示していて、古代の北欧では、新婚の夫婦は結婚式からおよそ1ヶ月の間、住居から外出せず、新婦の作った蜂蜜酒を毎日二人で飲むという風習があったそうです。

滋養強壮をつけ、子作りに励むとかそんな目的みたいですね。

してハネムーンの「moon」の方は何を表すかといいますと、これは単純に時間の経過を表していて、ここでは「期間」という意味合いなんだそうです。

昔は月の満ち欠けの周期を基準にして暦として使っていましたし、今でも1ヶ「月」や、Month(moon+th)とか、言いますものね。

また、月の満ち欠けする様子が、夫婦間の関係性のようだからハネ「ムーン」と言われたりすることもあるのですが、これは16から17世紀のイギリスの詩人たちによる後付けなんだそうです。

というわけでハネムーンというのは

「結婚式から1ヶ月の間、外出を控えて二人きりで蜂蜜酒を飲んで過ごす」

という風習が元になった「挙式から1ヶ月内の旅行の事」なのですね。

Right Caption

ゆき

過去、交通手段がまだ発達していなかった頃の、1ヶ月位かけて結婚の報告を親族などにして周った風習も混ざったとも言われているみたいです

由来のもうひとつ

そして実は、歴史的な根拠は薄いものの、挙式から1ヶ月の間蜂蜜酒を飲んで過ごすという風習には、さらに元になった風習があって、歴史学者によっては、その風習をハネムーンの由来としていることがあるので、そちらもお話します。

こちらも同じく北欧の古い風習で、その昔北欧で略奪婚・誘拐婚という行為が普通に行われていた頃、男は近隣の村から攫ってきた娘と共に、これまで住んでいた所とは異なる場所に隠れ住み、攫われた娘を捜索する親族たちが、捜索するのを諦めるまで隠れ続け、諦めたタイミングで元の住処へ戻る。という風習というか文化があったそうです。

花嫁を攫ってきた後に親族が連れ戻すのを諦めるまで隠れる。
という文化が形を変えて、引き籠もって蜂蜜酒を飲み、子作りに励むという風習になったという説ですね。歴史的な根拠は薄いようですが、なんか納得してしまう感じはありますよね。

 

新婚夫婦という要素は同じものの、旅行というアクティブな行為が、外出を控えるというパッシブな行為を由来にしていたというのは面白いですね。

蛇足ですが、5世紀頃に活躍したフン族のアッティラ大王は自身の結婚式の宴の最中、蜂蜜酒ミードを飲みすぎて亡くなってしまった。という説があるらしいです。

死ぬほど飲んでしまうミード、ちょっと気になりませんか(`・ω・´)?

動画ページへ戻る

動画

Posted by ゆき