所感:「GAME」 by Luke Jermay

2021-02-07

「GAME」とは?

現象 マジシャンはポーカーの話をしながら、4枚のカードをテーブルへ置きます。
観客に先程置いたカードとは別の一組のトランプを渡し、よく混ぜてもらった後1枚のカードを選んでもらいます。

テーブルに置いていた4枚のカードを見てみると、ロイヤル・ストレート・フラッシュに1枚足りません。
選んでもらったカードを見てみると、ロイヤル・ストレート・フラッシュに必要な最後の1枚なのです!!

というトリックを解説したルーク・ジャーメイ氏のDVDです。

所感

・ルーク・ジャーメイの「説明できないトリック」。
・GAME(ポーカー)のストーリーを上手く利用している
・演出的に「ポーカーの話」が必須になる。
・「説明できないトリック」を習得するには、比較的難易度が低い
・デックとは別に、予言用のパケット(デックとは別裏が好ましい)を準備する必要がある。
・予言用のパケットがあれば、借りたデックでも出来る。
・不思議さを追求するなら、デックも自分で用意したものを使った方が良い。
・解説をきちんと理解するには、英語が分からないと辛い。日本語補足があるショップで買うの推奨

ポーカーのストーリーを演出として使うことで、手順がある程度パターン化されており覚えやすい。
状況に応じてアドリブで手順を変更する「説明できないトリック」を習得するための入門としても優れている。
もちろん「GAME」単独でも非常に強力な手順。

他の「説明できないトリック」と比較すると、「ポーカーの演出」「予言用のパケット」の用意が必要なことから演じれる状況のが多少制限されているが、制限によって操作がある程度公式化されているので演者の負担は非常に小さい

ほぼ全編英語で話しながらの解説になるため、英語が分からない人には致命的。日本語補足が付いているショップでの購入が吉。

すでに観た人へ

「GAME」を気に入った・他にも見てみたいという人がいれば、下記の資料が参考になると思う。

ロベルト・ジョビー – 「TTTCBE(The Trick That Cannot Be Explained)」
「GAME」と類似方向の解決した「説明できないトリック」。冊子と予言用のカードのセット。
「GAME」の手順などに応用出来るアイディアもあり、こちらも非常におすすめしやすい。(英語が分かれば)

児玉恭治 – 『お好きな数を,どうぞ!』

観客に1枚のカードを選んでもらい、数字を自由(1~52)に言ってもらってから始まる「説明できないトリック」。
「GAME」「TTTCBE」に比べると難易度がかなり上がる。「説明できないトリック」を突き詰めたいなら挑戦するといいかなと。

小冊子。

ヘンリー・エバンス – 『Opening Doors(オープニング・ドアーズ)』

アルゼンチンのマジシャンであるヘンリー・エバンス氏の「説明できないトリック」についての3枚組DVD。
観ているだけで理解できるものもあるが、基本的に話す内容が重要なため英語かスペイン語が分からないと中々にきつい。
日本語訳に期待していたが全然出ない。

エリック・ミード – 『エリック・ミード クロースアップマジック』(原著:Eric Mead – 『Tangled Web』)
エリック・ミード氏の作品集。
「ジャズの楽譜とお気に入りのフレーズ」というタイトルで「説明できないトリック」について鋭い考察を述べている。

製品情報所感一覧表示へ戻る