所感:「At the Table Live Lecture 1(SEASON 1) – Michael Ammar」
At the Table Live Lecture 1(SEASON 1) – Michael Ammarとは?
2014年に始まったオンライン・ライブレクチャーの初回であるMichael Ammar回。
輪ゴムやシルクを使ったマジックを始め、氏を代表するトリックを演じている。
古典をそのまま演じているはずなのに上手い。
DLコンテンツ、他のマジシャンのレクチャーも一緒になった5枚組セット、単独DVDがある。
所感
- DVDの場合、チャプターメニューがちゃんとされていないので分かりにくい。
- 後半はトークメインになるので英語が聞き取れないと辛い。
- もっと色んな古典を演じてるのを観たい。
序盤はTVに出演したときの映像を流し、そのトリックを実演・解説するといった流れ。後半になってくると、質疑応答になっていく。
Silk Thru Coffee Mug
マグカップの取っ手に通したシルクが一瞬で通り抜ける。
さらっと演じられると気持ちいいです。
PRESSURE
Daniel Garcia氏のトリック。解説はなし。
Ammar氏は、観客の手の上に膨らませた状態で置いてから風船を割っていました。
Topit Work
スマホを消してる。
綺麗に消えるなぁ、やっぱ上手いなぁ、と。
「Michael Ammar」と云えば、個人的には「トピット」と「カード・オン・シーリング」を真っ先に思い出します。
Little Hand
手から「小さい手」が出てきてコインを消す。
これAmmar氏のだったんですね、知りませんでした|Д`)
似た商品だと「CAT’S PAW」(出てくる手が猫の手)というのが好きです。
ただ、付属のギミックが猫の手に対応して「毛鞠」なんですが、手のひらに置くと安定しないんですよ、転がって。
意地でも手のひらで毛鞠を安定して消したいんですが、何か良い方法無いかなー。
Ammar氏は手からだけでなく、スマホから手が伸びてくるなんてこともしていたので、使い方は色々考えられそうですね。
Broken and Restored Screen
スマホの画面が割れるが、復活する。
大きいサイズのスマホだとやりにくい。
サイズによっては観客から借りたものでも出来るが、自分の物であるのが無難。
しれっとこういったトリックを演じれるようになりたい。
Pencil Through Coin
コインに鉛筆がゆっくり貫通する。
誰でも観たことがあるトリックなのに、氏が演じると不思議。
デビッド・ウィリアムソン氏が無名の頃、「Ammarが色んな場所へ連れて行ってくれて、色んなマジシャンに合わせてくれた」といった話を『リディキュラス』でしていた際に、このトリックの事を話していた。
デビッド・ウィリアムソン氏もPencil Through Coinの手順をしており、『リディキュラス』の中でAmmar氏の手順と異なる点を話していたので、興味のある人はそちらもぜひ。
Hardcore Card Jam
カードを取り出して、サイドスチールなどのコツを解説している。
タイトル不詳:コイン・プロダクション
クレジットカードの端をちぎるとコインになる。
現在の日本なら、iTunes cardとかでやったりすると似合うのだろうか。
タイトル不詳:シリアル・リーディング
紙幣のシリアルナンバーを読み取る。
シンプルな解決方法。単純なのにここまで見事に演じるとは・・・。
Rubber Band Jam
輪ゴムが貫通したりします。
クレイジーマンズ・ハンドカフズや、ちぎって戻る輪ゴム等を演技・解説。
これもAmmar氏の代名詞ですね。
その他
以降はトークメイン。
会場が盛り上がっているので何話しているか理解したいですね・・・。
DVDのパッケージには、メニューとして下記のように記載されている。
順番がだいぶ違うので混乱しました。
- Broken and Restored Screen
- Rubber Band Jam
- Pencil Through Coin
- Hardcore Card Jam
- Silk Thru Coffee Mug
- Topit Work
- Little Hand
最後に
At the Table Live Lecture初回だけあって、話題作りのためにも大御所を持ってきたのでしょう。
2019年の時点でもまだ続いている企画、これからも色んなマジシャンが出演することに期待。
Michael Ammar氏の古典トリックを丁寧に演じるスタイルはとても参考になります。
自分の演技を見直すためにも、氏の色々な演技を見直したいですね。
可能であれば、氏の考えや昔話なんかをまとめてたくさん聞きたいところです、日本語字幕付きで。
・・・字幕付きで。