所感:「週刊マジオン2016年11月号 – 野島伸幸」

2020-06-19

週刊マジオン2016年11月号とは?

マジッククリエイター野島伸幸氏による、新作・未発表マジック配信コンテンツ「週刊マジオン」、2016年11月号である。日用品のマジック1種、カードマジック3種のラインナップ。

週刊マジオンまとめ記事

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所感

プリズンカード(2016年11月6日配信)

真ん中をくり抜いた4枚のカードをキーリングに通し、選んだカードだけひっくり返ったり、選んだカードを残してキーリングから外れたりする。

おまけでリンキングカードが解説されている。

中々に厳しい気がする。

ワン・ツー・チェンジ(2016年11月13日配信)

3→2→A→選んだカードと、テンポよくカードがチェンジして当たる。

ペイントブラッシュチェンジを連続で行う技法。
マニアなほど引っかかるかも知れない。
おまけで解説されている4エースプロダクションも良い。

割り切った予言(2016年11月20日配信)

半分に割った割り箸を片方を、袋からゆっくり引き出していき、STOPがかかったところに印を付ける。
もう片方を引き出すと、印を付けた位置が予言されている。

飲み会の席なんかで最大の威力を発揮する即席風トリック。
なんだかものすごく気に入りました。

ホフジンザー・サプライズ(2016年11月27日配信)

ホフジンザー・プロブレム「ロストエース」のバリエーション。
クライマックスが入れ替わりではなく、4枚すべてが覚えてもらったカードの同数値カードに変わる。

ガイ・ホリングワース氏のあの技法を使用するので、出来ない人は注意。

2015年12月のmMLボーナストリックとしても発表されていました。

最後に

「割り切った予言」はかなり評判のいいネタで、わたしも大好きです。
割り箸は飲食店であれば大体ありますし、ちょっとヒトネタ。という時に活躍するでしょう。

この号に収録されているカードマジックは、観客側から観れば分かりやすいですが、演者からすると操作が少し複雑なので、慣れてない人は注意が必要かも知れません。

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