所感:「週刊マジオン2016年11月号 – 野島伸幸」
Contents
週刊マジオン2016年11月号とは?
マジッククリエイター野島伸幸氏による、新作・未発表マジック配信コンテンツ「週刊マジオン」、2016年11月号である。日用品のマジック1種、カードマジック3種のラインナップ。
週刊マジオンまとめ記事
2016年10月号 ← 前 次 → 2016年12月号
所感
プリズンカード(2016年11月6日配信)
真ん中をくり抜いた4枚のカードをキーリングに通し、選んだカードだけひっくり返ったり、選んだカードを残してキーリングから外れたりする。
おまけでリンキングカードが解説されている。
中々に厳しい気がする。
ワン・ツー・チェンジ(2016年11月13日配信)
3→2→A→選んだカードと、テンポよくカードがチェンジして当たる。
ペイントブラッシュチェンジを連続で行う技法。
マニアなほど引っかかるかも知れない。
おまけで解説されている4エースプロダクションも良い。
割り切った予言(2016年11月20日配信)
半分に割った割り箸を片方を、袋からゆっくり引き出していき、STOPがかかったところに印を付ける。
もう片方を引き出すと、印を付けた位置が予言されている。
飲み会の席なんかで最大の威力を発揮する即席風トリック。
なんだかものすごく気に入りました。
ホフジンザー・サプライズ(2016年11月27日配信)
ホフジンザー・プロブレム「ロストエース」のバリエーション。
クライマックスが入れ替わりではなく、4枚すべてが覚えてもらったカードの同数値カードに変わる。
ガイ・ホリングワース氏のあの技法を使用するので、出来ない人は注意。
2015年12月のmMLボーナストリックとしても発表されていました。
最後に
「割り切った予言」はかなり評判のいいネタで、わたしも大好きです。
割り箸は飲食店であれば大体ありますし、ちょっとヒトネタ。という時に活躍するでしょう。
この号に収録されているカードマジックは、観客側から観れば分かりやすいですが、演者からすると操作が少し複雑なので、慣れてない人は注意が必要かも知れません。