所感:「At the Table Live Lecture 1(SEASON 1) – Jon Armstrong」
At the Table Live Lecture 1(SEASON 1) – Jon Armstrongとは?
2014年に始まったオンライン・ライブレクチャーのJon Armstrong回。
テンヨー商品にある「魔法のプランジャー」の元になった「タイニー・プランジャー」の考案者。
DLコンテンツ、他のマジシャンのレクチャーも一緒になった5枚組セット、単独DVDがある。
*動画は「タイニー・プランジャー」
所感
Tiny Plunger Ideas
ミニチュアのラバーカップを使ったマジック「タイニー・プランジャー」のアイディアを色々と紹介。
「タイニー・プランジャー」も「魔法のプランジャー」も持ってないのでどこまでが既出のアイディアか判断出来ません。
テーブル持ち上げるのとか好きでした。
Band Thru Neck
輪ゴムを広げて頭から被り、首から貫通させる。
出来れば大きめの輪ゴムでやりたい。覚えておけば重宝するはず。
Rubber Band Melt
クレイジーマンズハンドカフのバリエーション。
テンションがかかった状態から、一瞬で貫通する演出。
通常のゆっくり貫通する方法と両方覚えておいて損はないと思う。
Magic Castle Fooler
1枚のカードを裏向きに置く。
観客にSTOPをかけてもらった箇所のカードが、裏向きのカードと同ランクの3枚。
またSTOPをかけてもらうと、裏向きのカードがその時配った枚数と同じ数のカードに変わる。
同じことを繰り返す。
そしてまたカードを配っていくが、STOPがかかった枚数が明らかに14枚(1枚のカードで表せない)以上あるが・・・。
色々と裏でやらなくてはいけないのでかなりしんどいトリック。特殊なギミックカードも使用する。
類似点の多い現象である、Dani DaOrtizのDVD『UTOPIA』に収録されている「Numerical Match」の方がやりやすい気がします。
Sandwich Tricks
シンプルなサンドイッチカード。
これ好きです。
card effect
「Quick Three-Way」の実演。解説はなし。
オーソドックスな手順。
Repeat Card Under Watch
カードが消え、観客の腕時計の下から出てくる。
観客を客席に返した後、そのカードがまた消え、客席に戻った観客の腕時計の下からまた出現する。
サロン等で使いやすい。この手のトリックが好きがな人には参考になるでしょう。
Open Change
鼻で吸い上げるライジングカード。
間違ったカードがせり上がり、それを変化させるサカー演出。
10,000 Dollar Closer
観客にカードを1枚ポケットに入れてもらった後、カードに触れること無くそのカードを当てる。
古典的な原理を使ったトリック。シンプルな演出だが不思議です。
最後に
観客の多いとき、サロンやパーラーで演じれるカードトリックが多い印象。
「タイニー・プランジャー」は専用の道具が必要なため、それ目的でこの動画を購入するのは無意味。
新規のアイディア目当てで購入するのも動機としては弱いと思う。
ただ「タイニー・プランジャー」も「魔法のプランジャー」も、未所持で内容をきちんと確認出来ていないため、差分があればいつか追記したい。
また、ダブルリフトやメモライズドデックの扱いにこだわりがあるようだが、口頭での説明が多く、英語弱者には内容の把握が厳しい。
収録内容に興味がありかつ、英語が分かる人向けではないだろうか。