所感:「At the Table Live Lecture Vol.4 – (SEPTEMBER2014) – Mark Elsdon」

2020-08-24

At the Table Live Lecture Vol.4 – (SEPTEMBER2014) – Mark Elsdonとは?

2014年9月に行われたmurphy’s magic主催のオンライン・ライブレクチャー、Mark Elsdon(マーク・エルソドン)回。

メンタリストらしいです。いくつか作品や書籍も出しているようなのですがまったく知りません。

所感

Triple Impact

現象デックから3枚のカードを選んでもらい、観客の右・左・後ろポケットにそれぞれ1枚ずつ入れてもらう。 マジシャンのポケットには予め、全く同じポケットに同じカードが入っている。

ウォークアラウンド(テーブルとかなくても演じれるくらいの意)でも演じれるカード・トリック。悪くないかもしれないが、今ひとつ「具体的にそれどうやるんすか」って部分がちょっと良くわからない。聞き取りきれてない・・・。

類似のトリックだとMax Maven氏の「RORRIM」(DVD『KAYFABE Disc.1』収録)とかが近いですかね、こちらは2枚だけですけど。

理解しきれていないのでちょっと評価は保留です。

A Whack Pack/Creativity talk

「Creative Whack Pack」(上記の商品)という、インスピレーションを得るための・想像力を鍛えるために使われる知育アイテム?のようなアイテムの紹介と創造することについての話。

このアイテムはこれ以降、トリックの解説のたびに毎回登場する

個別にどういう物か詳しく説明してもらわないとちょっと分からないですねー・・・。

興味のある人は調べてみてはどうでしょうか。

Dream Poker

現象ポーカーを題材にした予言。 西暦・月・ポーカーで最後に必要になるカード。

まぁ、お好きならばどうぞといった感じ。
ジャーメイの「エモーショナル・インテリジェンス」とかが好きなら気にいるかもくらい。

カット・フォースに二点アイディアを足しているのだが、一方(他のマジシャンのアイディアとのこと)は良いとしても、ポーカーという題材に合わせたであろう改変の方はアウトだと思うな。

Mind Puzzle Talk

鍵のパズルを持ち出して、それについて語る。

まじでそれだけ。

パズルは鍵穴に鍵が嵌っている形状のもので、先入観があると開けれない類のもの。
調べてもそれっぽいのが出てこない。

Rubik’s Cube with Puzzle

現象観客が4ピースからなるパズルを完成させるまでの間に、ルービック・キューブを揃える。

普通に1分以上やってる。手品ではない。

Right Caption

ゆき

他の観客暇じゃない?

このとき観客に渡される4つのピースは「これでハマるはず」という状況からどうしてもハメられないので「完成させれないパズル」っぽく見えるが「ちょっと変わったやり方をすると綺麗にハマる」という類のもの。

正直解説を聞いても、へーなんでそうなるの?と、どうもスッキリしない。

見てるだけじゃあ全然分かりません。実物どこに売ってるんでしょうか。

Rubik Predicted

現象ルービックキューブの一面が描かれたカードが一枚選んでもらう。 予言の写真と色の配置が一致してる。

予言は1枚だけで、二重だったりとかはしない
予言は写真だけではなく、実物のキューブとかでも可能。

原理的には古典的なものではあるが、ルービック・キューブというものを素材にすることによって、ちょっと良いサトルティが生まれている。フェアにあらためれるのだ。

封筒から写真を取り出す際にも不思議さを強めるための工夫がされており、実物のルービック・キューブだとそれが使えないが、箱に入れるとかしたら出来る。

ちなみにカードは専用のものなのだが、プロトタイプとして作成した手書きのカードが出てくる。なんか意外に悪くないと思った。

Me CAAN

現象観客の選んだカードが、観客の言った枚数目から出てくる。 カード・アット・エニー・ナンバー。

微妙。

小さいテーブルすらないストリートとかで演じるなら、ギリギリ使えるかもくらい。

Un CANNY

現象バックに数字の書かれたデックを取り出し、表向きに1枚(何のカードか)、裏向きに1枚(ランダムに書かれた数字数字)を選んでもらう。
封筒から写真を取り出すと予言されている。

ちょっと風変わりなエニエニ。

予言の封筒から取り出した写真、一瞬ジョークっぽい部分を感じさせた直後にバシッと当てにいくあのリズムは好き。

また、ちょっとめずらしいギミックを使うのだが(単独で販売されていないだけで、作ろうと思えば調達は容易)、こんな使い方があったのかーと。

以前、ASISというマジック集団のプレゼント企画に当選した際、送られてきた事があるのだが使う手順が正直好みではなかったのでダンボールの奥底に打ち込んだ覚えがある。

発見したら、このトリック用に裏に数字書き込みたい。

これは好き。面白い。当たり。

Heirloome Redux

現象観客の言ったカードを、おじいちゃんの写真に予言されている。

Rus Andrewsの「Spoken」というトリックを、カードじゃなくて写真に変えたらこんな感じ。 正直微妙だと思う。

Right Caption

ゆき

ぴっちぴちの財布に大事な写真入れんな

野島伸幸氏の「イマジナリー・プレディクション」をカードの代わりに写真とかでやったほうが良い。

Bottle-Capped

現象たくさんの王冠の中から選ばれたものが予言されている。

基本的にはエキボック。

プラスのアイディアとしてちょっとスライト的なものもある。

Max Maven氏の「マルチプリシティ」で良い。

Little Business Card Trick

アリ・ボンゴの予言書みたいなトリック。というか同じ。

特筆すべき点は見受けられない。 予言に使う紙を、オリジナルのミニブックで作るとき等にレイアウトを参考にするくらいかな。

Talk on Mentalism

指の予言(タイトル不明)

現象観客に自分の左手の指のどれかを一本右手で掴んでもらい、マジシャンが支持を出して掴む指を変えていってもらう。 最終的に掴む指が予言されている。

名作トリック「オリエント急行」を指で行うようなもの。

即席トリックとして覚えておいて損はないかも。

想像上の封筒を使う予言(タイトル不明)

現象色の付いた封筒を「想像」してもらい、ハサミ/ナイフ/オープナーの中から封筒を開けるための道具をどれか想像する。
想像上の封筒を想像上の道具で開封して中にある紙を取り出すのをイメージしてもらう。予言の紙には「赤い封筒をハサミで開ける」と予言されている。

特に感想はない。

他言語のメンタルマジックを観るのはまじできついなと。

最後に

辛かった。

細かいニュアンスやこだわりとかがあったとしても、そこまで理解できないすまない。

雑に観ている限りは特筆すべき点は挙げれない。

収録されているトリックの中で「Un CANNY」は面白かった。これはやってみたいと思った。 他のは良く分からない。興味が沸かなかった

そのくらいです。

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