【レビュー】オフィス・マジック by ティモシー・ヌーナン (ラーンマジック 第4巻)

シリーズ自体の概要は1巻の記事で確認お願いします。

【レビュー】ノベルティ・マジック by ティモシー・ヌーナン (ラーンマジック 第1巻)

4巻のテーマは「職場にあるもので出来るマジック」。そこまで影響は大きくないかも知れませんが、ティモシーは左利きな点に一応注意すること。

オフィス・マジック ティモシー・ヌーナン(スクリプト・マヌーヴァ)

個別のレビュー

デフージョン(DIFFUSION)

クレイジーマンズ・ハンドカフ。

名作ゆえ特に語ることもないので、知らない人はどうぞと。

E.S.PC

選ばれる雑誌がPCの画面に予言されている。

予言の出し方と、マジシャンズ・チョイスの使い方と。

PCの設定方法とかが出てくるけど、まぁ必要はないでしょう。

もしマジシャンズ・チョイスに興味を持ったら、『マルチプリシティ』を見ると色々捗ると思いますわ。

所感:「マルチプリシティ by マックス・メイビン」

グラビディ・デファイド(GRAVITY DEFIED)

ゴムに指輪を通して端を両手で持って傾けると、重力に逆らって指輪が上に上がっていく。

手品したことない人でも何故か知ってるトリックランキングがあったら、ベスト5に入っているかもしれないトリック。なんでこれこんなに知ってる人多いのだろう。

輪ゴムで手品してる時に、もうすぐ切れそうな物があったら演じるといいかな。

プレコグニション(PRECOGNITION)

名刺にサインしたあと、数字を言ってもらうとサインした名刺にその数字が浮かび上がっている。

いわゆるOut to Lunchの原理と、数字のフォースを使ったもの(1巻のアニマル・マグネティズムでも出てきたやつ、触れなかったけど)。

用具をバンカーズクラスプに置き換えたやつとか、現象をスプーン曲げなんかに変えたものなど色々とこの原理(out to lunch)を使ったトリックが発表されていますし、知らない人は入門にどうぞみたいな。

わたしはこの手のトリックを不思議に感じたことが無かったりしますが。

わざわざしっくりこない状態でサインをしてもらうことになり、そこを違和感を感じないレベルにまで改善出来てる例を見たことないんですよね。あったら教えて欲しい。

テーブルに置いてあるカードを、デックに乗せて、ひっくり返して、テーブルに置くみたいな、そういう感じが強くて。

地元の方言で言うと「いずい」ので苦手と言いますか、他の地方ではこの概念がないっていうのが驚きです。

これに比べたら、マインド・リーディング系の現象で紙にその文字を書いてもらうのなんて、全然気になりませんわ。どうとでも出来ますもん。

良い原理だとは思いますよ、綺麗に磨き上げたと断言できるには、まだまだ余地が残されてるって感じですわよ。

そういえばなんで「out to Lunch」っていうのかな?って思ったら、この原理が有名になったきっかけのトリックが「ロープを登っていく少年の写真が付いた名刺にサインをするけど、少年が消えて、サインだけが残った名刺に”ちょっと昼飯に行ってきます”というメッセージだけ残っている」というものだった。ってことなんだそうです。へー。

バンカーズクラスプってこれのことね(amazon)

サイキック・ジャーニー(PSYCHIC JOURNEY)

マジシャンの知り合いに電話をかけると、その人が色々当ててくる。

ビジネスでマジックをしている人には良いかもしれない。

演じているマジシャン自身はすることはほぼほぼないので、アマチュアがやることはなさそうな。

メンタリズムに手を出してみたいプロマジシャンとかにも良いのかもしれない。

ただ、その場に居ない(方が良い)人をマジックのために確保しておくというのは大変そうです。

テレキネシス(TELEKINESIS)

ボールペンが動きます。

念動系の不思議なトリック。そう普通に不思議なんですよ。

これが気に入ったら、Matt Sconceの『SPIN』なんかが原理的に同じなので見てみるといいかも知れませんね。

Spin by Matt Sconce(Vanishing inc.)

こっからボーナス

アピール・ア・ピール

剥がれた壁紙を直します。

PV映像で演じてるやつ。良いトリックですが、直す前に家主にキレ散らかされたりしないように気をつけましょう。

The Jerxに寄稿されていたMichael Weberのトリックが、このアイディアを使ったものだったので、気になる人は良かったら読んでみてください。

The Jerx(2025年3月時点でまだ読めました。直リンクはしないので、興味がある人は探してください。2023年のChristmas。パスワードが分かるまで面倒かも)

アンラベルド

観客のしているネクタイの糸を解きます。

ちょっとした小ネタにどぞ。

インポッシブル・ペーパーカット

不可能物体を作ります。

いわゆるハイパー・カードを作ります。それだけです。

これを利用したアニバーサリー・ワルツをDarylが出していますが、あれ結構好きです(*゚ー゚)

Hyper-Bent-Elation by Daryl(Vanishing inc.)

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