所感：「50 Crazy Card Stunts by U.F.Grant」
50 Crazy Card Stunts by U.F.Grantとは？
チーク・トゥ・チークなどの作品を残したU.F.Grant氏の12pほどの小冊子。英語のみ。
初版は1940年に発行された。
氏の位置づけはディーラーであり発明者であったとか(Magicpedia調べ)。
ゆき
所感
マジックマーケットのような場所の片隅で売っていると喜ばれるだろう小冊子。
タイトル通りに50作品・・・が載っているがタイトルは付いておらず、No.1～50という番号がそのままタイトル扱い。どれも大体5,6行くらいの雑な解説で終わる。
「予言のカード、猫が咥えて持ってきたらめっちゃビビるで」
みたいな軽いノリで書かれている。
収録されている内容は、珍作・ギャグ・雑なアイディアの大体3パターン。
全然使えない物ばかりかと思いきや、極稀に使えるトリックがあったり、バーマジシャンがよく使ってるギャグが入っていたりする。
ちょっとフフッって思いながら読んでた。得るものはあまりないかもしれないけど、お安いので(800円くらいかなー)英語の勉強がてら読んでみるとか良いかもしれませんねー。
ゆき
以下ざっくり備忘録的に特徴を残します。
多分、一度読んだ人でもちゃんと内容覚えてないでしょこれ。と思うので、思い返すときにでも使ってくださいな。
収録内容メモ
1 破いた9を5と言い張るやつ
2 客の椅子の下に移動するやつ
3 観客がカードを差し込んだ位置に選んだカードがあると思わせる系
4 選んだカードを、他の客が別の部屋に行って探してくるやつ
5 4のトリックの繰り返し用。4とは別の観客達を別室に行かせる
6 嘘の種明かしっぽいやつ。わざとバレて観客が真似するときに邪魔する
7 6の対マジシャン用の方法
8 ワンウェイフォーシング
9 ブランクデックの雑な使い方
10 鼻でやるライジング
11 観客にカードを投げつける
12 何かやる雰囲気を醸し出して何もしない
13 タバコのギャグ。多分戦争になる
14 悪魔のカード。これは無理だろうなぁ日本人には意味が伝わらない
15 弟子や後輩に嫌がらせする
16 15の別バージョン
17 コックローチパス
18 よくわからない。イニシャル書いて当てるギャグ
19 マッチで炙ると親指の指紋が現れる。まともなの来た・・・
20 電球にカードが浮かび上がる
21 天井に貼り付けるやつ
22 バナナ
23 普通の手品。ヒンズーで別裏のカードをフォース
24 「数字を2倍にして～を足して～」みたいなことをやり、当たりそうな雰囲気を醸し出してから当てない
25 ギャグ。思い浮かべてるカードをわかってたみたいにする
26 ポケットに入れたカードから取り出す雰囲気を醸し出して当たらない
27 窓の外にドゥーン
28 27の別法
29 手伝ってもらう観客以外の、他の客全員には種がバレてる系
30 演者が後手で選んでもらった状態で1枚当てる方法。変わったピーク
31 マッチを使った予言
32 黒板使ったトリック
33 ダブルバックの雑な使い方
34 自分が居ない間に1枚のカードが隠された場合のTIPS
35 被害者を生み出す系
36 聞こえないギャグ
37 テレフォントリックみたいな
38 見えないデック
39 読めない言語で予言
40 デュプリを置いとくと客がビビる場所のアイディア
41 エースを使ったトリックで使えるギャグ話
42 耳からぱらぱら
43 ボトムカードで必死にお願いする
44 ダブルフェイスを雑に使ったギャグ
45 封筒
46 食べ物を粗末にするな
47 マジシャン向けのバーベッドみたいな。でもそれガチで出来る人今はいっぱい居る。わたしも出来る
48 タバコのギャグ
49 何その道具・・・。プレートなに・・？
50 アイスクリームバーベッド